だがしんち
川崎市高津区、大山街道に面した「駄菓子の木村屋」さんの改修です。長い間、学校帰りの子どもたちで賑わってきた地域の顔のようなお店です。今回、隣接する空き部屋とともに改修し、オーナー物件の入居者のためのコワーキングスペースや地域に開放できるコミュニティスペースを併設することにしました。L型の平面構成で「駄菓子屋」「コミュニティスペース」「コワーキングスペース」がフレキシブルに利用できるような計画で、高津区民祭やワークショップなどイベント時には一体利用できるようにしています。
内外装ともに手に入れやすい木材やペンキを用いて、自分たちで出来る範囲はなるべくDIYで施工しました。これから少しずつ創り上げていく場所として、地域の拠り所のようになればと考えています。現在は隔週水曜日の野菜のマルシェや紙芝居、ミニ四駆のレース会場として広く地域の人たちにも使われ始めています。コミュニティスペースにはイベント情報のお知らせを掲示しています。駄菓子屋さんと合わせて気軽に寄っていってもらえたら嬉しいです。
所在地 | 川崎市高津区二子 |
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用途 | 駄菓子屋・コワーキングスペース・コミュニティスペース |
工種 | 改修 |
オーナー | 木村 憲司(有限会社 木村屋) |
設計監理 | 後藤智揮(後藤組設計室)・座古竜介・吉川亮(RRYO設計) |
施 工 | 高野公久・常田和均(クイックベンリー)+だがしんち有志 |
設計期間 | 2016年8月-2018年4月 |
施工期間 | 2018年6月- 8月 |
ごも日記 | 「だがしんち」編 |
受賞 | 第37回住まいのリフォームコンクール 優秀賞 |