後藤組設計室

 後藤組設計室は住宅を中心に建築設計を行っている一級建築士事務所です。気兼ねなくつかえる素直な建築や空間を、木にこだわりながら創っています。関東と地元北海道を中心に活動中です。


住宅設計のときに考えていること

 01 建築計画
 住まい手、プログラム、敷地、周辺環境、気候、法規、構造、設備、建築材料、コストなど多くの条件を調えながら、なるべくシンプルな建築計画となるよう心がけています。現存する古民家や社寺建築のように、普遍的な価値はシンプルな中にあると考えているためです。

・素材について
自然素材や地域材を積極的に使います。環境負荷の低減、循環型社会の実現、健康への配慮がその理由です。メンテナンスは必要ですが、時間の経過とともに味わいがでてきます。

・建築計画について
家族の変化に対応するおおらかな間取り。動線は流れ、収納は適材適所に配置します。手を加えながら住みこなせるよう、つくり込みすぎないように設計しています。

・家具や植栽について
身体に直接触れる家具、季節感をもたらす植栽。どちらも家づくりの大切な要素として提案しています。

・好きな場所
高山寺石水院(京都)|大谷石採掘場(栃木)|モエレ沼公園(北海道)|多摩川|トゥルクの礼拝堂(フィンランド)


 02 住宅の性能
 断熱性能、耐震性能の確保は住み心地をよくするのに必要です。ただし、それだけでは十分ではありません。光や風、音、香り、肌触りなど数値化しにくいことにも気を配ります。将来、住み継ぐための優良なストックとなるように、イニシャルコストだけでなく、ランニングコストや環境負荷を考えながら住宅の性能を決めていきます。

 性能の目安
・断熱性(省エネ性能)|断熱等性能等級4(H25年基準)程度。地域にあった断熱のあり方を考えています。
・耐震性|構造事務所と設計を進め、耐震等級3程度を確保。しなやかで美しい架構を目指して設計します。
・その他の性能|長期優良住宅の基準を目安としています。

 03 つくる過程
 つくる過程も家づくりの大切な要素です。一緒に物件探しをすることもあれば、産地見学にいったり、職人の技を見たり、などなど。打合せだけでなく、こうした経験をすることで、住みこなしのハードルが下がり、愛着をもって住んでもらえます。つくる過程はブログ(ごも日記)にも掲載しています。

後藤智揮の略歴

一級建築士。一級建築施工管理技士。東京建築士会正会員。同環境委員会委員。妻、娘との3人暮らし。

1982年 北海道石狩郡当別町生まれ。

2001年 札幌光星高校 卒業

2005年 京都大学工学部建築学科 卒業

2007年 京都大学大学院工学研究科 修了

2007年 (有)建築商会 入所

2008年 植本計画デザイン 入所

2013年 (株)後藤組設計室 開室

主な受賞歴

2018年 第35回住まいのリフォームコンクール 特別賞
「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞」(麦焼処 麦踏)
ダンドリワークス日南オフィスコンペ 優秀賞

2017年 日本エコハウス大賞2017 奨励賞(武蔵境の家)

2016年 日本エコハウス大賞2016 奨励賞(新篠津の家)

2015年 ジェルコリフォームコンテスト2015 マンション部門最優秀賞(知事公館前の家)

2014年 東日本ハウスインテリアデザインコンペ 最優秀賞

主なメディア掲載|講演活動

2019年 板橋区主催『住まいに関する学習講座』で講演
婦人画報2月号『街パンと里パン』|麦焼処 麦踏

2018年 リフォーム産業新聞12月17日 No.1341|麦焼処 麦踏
小田原箱根経済新聞|麦焼処 麦踏
TILE DESIGN BOOK|知事公館前の家

2017年 建築知識ビルダーズ No31号|武蔵境の家

2016年 建築知識ビルダーズ No27号|新篠津の家

2012年 とくダネ!(フジテレビ)|二子新地の家
suumo『賃貸カスタマイズ&DIY』|二子新地の家

事務所案内

株式会社 後藤組設計室
一級建築士事務所 北海道知事登録 第石2462号
TEL 090-3676-0904  FAX 044-330-1845
E-mail info(a)510gumi.com (a)を@に変更してください。
神奈川分室|神奈川県川崎市高津区(東急田園都市線 二子新地駅より徒歩4分 詳細はお問い合わせ下さい)
北海道本社|北海道石狩郡当別町栄町48番地

住宅設計のすすめかた

1.見学から

実際に設計した建物を見ていただき、設計の価値観が合うかどうか確認していただくことをお勧めしています。私たちで改修設計した住まい兼事務所である二子新地の家はモクレンの花が咲く3月下旬〜4月、あるいは紫陽花の咲く6月頃がオススメです。タイミングがあえば進行中の物件の内覧会などもお知らせ出来ます。

2.相談

相談は無料です。
建築条件からどんな家に住みたいか、どんな生活を送りたいかざっくばらんにお話を伺います。およそ1〜2時間くらい目安で、その際にはおおまかでよいので、予算計画やスケジュールをご用意ください。設計室は川崎市高津区の二子新地(東急田園都市線二子新地駅から徒歩5分)にあります。おいしいコーヒーを淹れてお待ちしています。なお、ご自宅にうかがうことも可能です。

3.設計の仮契約とヒアリング

相談後、設計をすすめたいと思っていただけたら、設計の仮契約を結びます。
仮契約後に調査やヒアリングを行い、プランニングを始めます。
なお、この仮契約時には仮契約料として5万円をいただきます。この費用は設計監理契約へ至った場合は、その費用に当てられますが、至らなかった場合は返金されません。詳しくは、よくある質問をご覧下さい。

4.調査

敷地の調査を行い、建築設計の手がかりを探ります。
現地調査で敷地内の各種インフラの状態、土地の高低差や周辺環境といった条件を確認し、また役所調査では容積率や建ぺい率などの建築基準法や都市計画法など法規に関することを調べ、整理します。
可能であれば、このときに測量図や地盤調査データを集めるようにしています。

5.基本計画案の提案

簡単なスケッチや模型をつかって基本計画案を提案します。基本計画は建築の規模や構造、間取り、コンセプトといったものを一通り決めるための計画案です。これがプロジェクトの核になる大切な部分ですので、丁寧にすすめていきます。細部は実施設計の段階で詰めていきます。

6.設計監理契約

基本設計案がまとまった時点で、設計監理契約を結んでいただき、引き続き「設計」業務をすすめます。なお、契約書は四会連合協定の契約書や契約約款をベースにしており、設計監理料は工事費用をベースにした料率で定めています。工事費の10〜15%が目安で「よくある質問 設計料についてQ01」に記載しています。詳しい料率については、お問い合わせ下さい。

7.実施設計

実施設計では様々な要素の検討と決定を行います。あらかじめこちらでセレクトした仕上げ材や照明器具、設備機器を中心に、カタログやサンプルを見ながら選んで決めていきます。事務所だけでなく、ショールームでも打合せすることがあります。ただし、決める項目がたくさんあるため、何かと時間がかかりますし、それぞれの決定と並行して実施図面を仕上げていきます。目安の期間としては4〜5ヶ月です。

8.工務店への見積り依頼と精査および工務店の選定

実施設計案がまとまったら、工務店に見積りを依頼します。相見積りか特命見積りかは一長一短ですので、プロジェクトに応じて、融通をきかせた進め方にしています。設計室では工務店から出てきた見積り金額が適正であるかを精査するとともに、それが予算を超える場合はどう調整するか提案します。その流れを経て、見積り金額が決まると、クライアントには工務店と工事請負契約を結んでいただきます。

9.着工へ向けての申請業務

見積り依頼と並行して、建築確認申請など着工前に必要な申請や届け出を行います。
この業務は設計監理業務に含まれますが、役所などの審査機関に支払う審査手数料はクライアントにご負担いただきます。目安としては木造2階建でおよそ2〜3万円です。また、建築確認申請以外の長期優良住宅の申請や省エネエコポイントの申請業務は別途費用をいただき、この段階で行っています。
以上で、「設計」業務は終わります。

10.着工と現場監理

地鎮祭を経て着工します。これから先は「監理」業務へ移ります。
基本的には設計図通りに現場が進んでいるかを確認しますが、設計図では描ききれない現場詳細図を描いてより完成度の高い空間を目指します。現場監理は週に1回を目安として行います。遠方で毎週監理に赴くことが難しい場合は、遣り方や配筋検査などポイントを抑えて監理を行い、補足のため、クライアントや現場監督にも協力を頂き、写真や動画で確認をすることもあります。

11.各種検査を経て引渡しへ

工事の進捗に合わせて、監理者として各種検査を行います。
定期的な現場監理に加えて、各工程の区切り検査を行います。例えば、木造2階建ての場合、遣り方検査、根切り底確認、配筋検査、上棟立会い、金物検査など最低限行っています。
また、検査機関の中間検査・完了検査、住宅瑕疵担保保険による検査も行われますし、引き渡し前には施主検査もあります。これらの検査をすべて合格して、工務店からクライアントに引渡されます。

12.アフターメンテナンス

後藤組設計室では1年をメドに定期検査を行っています。工務店の現場監督と一緒にお邪魔して、住み心地のヒアリングや不具合カ所の確認などを行うことがほとんどです。設計室では業務完了後も、クライアントと気軽にお付合いできる関係を目指しています。

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